藤井風『まつり』MVのロケ地・撮影場所はどこ?群馬の臨江閣で祀りに由来?

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大人気アーティスト藤井風さんが待望の新曲『まつり』のMVが配信されました。

30畳以上の大広間で撮影されたMVは、今回も独特な魅力を感じる仕上がりになっていますね。

ロケ地は群馬県の臨江閣と楽山園と言われていますが、本当でしょうか?

そこで今回は藤井風さんの『まつり』のMVロケ地がどこなのかを、行き方やロケ地を選んだ理由と合わせてご紹介します。

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目次

藤井風『まつり』MVのロケ地・撮影場所はどこ?

藤井風さんの『まつり』のMVのロケ地・撮影場所は群馬県の臨江閣と楽山園と判明しました。

『まつり』のMVの画像と比べて順番にご紹介します。

藤井風『まつり』ロケ地・撮影場所①臨江閣

藤井風さんの『まつり』MVのロケ地・撮影場所の1つ目は群馬県の臨江閣です。

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臨江閣りんこうかく
所在地〒371-0026
群馬県前橋市大手町3-15
営業時間【臨江閣】9時~17時
※入館は16時30分まで
入館料観覧無料
アクセスJR前橋駅からバス(群馬中央バス『新前橋駅西口行き』)で10分。
※敷地内は駐車不可。
創建年1884年9月

藤井風さんの『まつり』のMVでは、冒頭のシーンでも映っている大広間のシーンに使われています。

臨江閣①:別館2階

まずは『まつり』のティザーでも話題になった大広間のシーンです。

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この大広間は臨江閣の別館2階にある180畳の大広間です。

冒頭とラストのシーンで藤井風さんが寝起きしたり寝転がる描写がされています。

また、MVの中盤で印象的な赤い背景でのダンスシーンでも使われていました↓

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臨江閣の大広間は『まつり』のMVでメインとして使われている場所ですね!

さらに、冒頭の雑巾がけのシーンと藤井風さんが干渉にひたるシーンで登場する廊下もこの大広間の近くです↓

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こちらは2階大広間の襖をまたいですぐの廊下です。

臨江閣②別館の外

ラストのサビで千と千尋の神隠しのような世界観の中で踊るシーンがあります。

こちらは臨江閣別館の外から撮影されたものでした。

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実際に臨江閣がライトアップされるイベントがあります。

基本的には毎月ライトアップされていて、月によって点灯時間が変わるようです。

・1月~4月:17時30分~23時
・5月~9月:18時30分~23時
・10月~12月:17時30分~23時

幻想的で素敵ですね。

ドラマのロケ地にも選ばれていた!

過去には大人気ドラマや大河ドラマの撮影にも使われていました。

放送時期ドラマ
2014年NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
2014年TBSスペシャルドラマ『LEADERS』
2016年TBS新春スペシャルドラマ『百年の計、我にあり』
2018年読売・日テレドラマ『探偵が早すぎる』
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他にも将棋の竜王戦にも使われるほど大人気の場所です。

臨江閣は本館・別館・茶室のある迎賓施設で、会食や宿泊などの接待を行うための施設として建てられました。

今回撮影が行われた別館も国の重要文化財に指定されています。

藤井風『まつり』ロケ地・撮影場所②楽山園

藤井風さんの『まつり』MVのロケ地・撮影場所の2つ目は群馬県の楽山園です。

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楽山園らくさんえん
所在地〒370-2202
群馬県甘楽郡甘楽町小幡648−2
営業時間3月~10月:9時~17時
11月~2月:9時~16時
入館料高校生以上 300円
中学生以下 無料
アクセスJR高崎駅0番線から上信電鉄に乗り換えて『上州福島駅』で下車。
駅から約3.7km。
※無料レンタサイクル8台あり
※タクシーあり。駅前に待機車があるが、ない時には駅員に尋ねる。
創建年江戸時代初期

駅からは結構離れたところにありますね!

楽山園は国指定名勝とされた大名庭園で、織田信長の次男・織田信雄が築きました。

名前の由来は『論語』の「智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」の一文です。

風情のある庭園なので、2015年のドラマ『天皇の料理番』の最終回のロケ地にも選ばれました。

楽山園の撮影場所はいくつかに分かれているので、順番にご紹介します。

楽山園①庭門

1番のサビ少し前に映し出されたのは楽山園の庭門です。

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位置で言うと、庭に入る手前のところにある門ですね!

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目立つ門なのでどこにあるのかが分かりやすいです。

楽山園②梅の茶屋

藤井風さんの『まつり』のMVで赤い番傘の下で踊っているシーンは、梅の茶屋で撮影されています。

アップと引いた画角から撮影したものですね!

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また、途中で出てくる夕暮れのシーンも梅の茶屋から撮影されていました。

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梅の茶屋は楽山園の庭門をくぐってから右手側の小山に位置しています。

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お茶やお茶菓子も楽しむことができるので、庭園を左回りで回った後、最後に梅の茶屋に立ち寄って休憩するのもオススメです!

楽山園の中でも梅の茶屋で撮影されることが多いMVですが、これは『まつり』のコンセプトに『茶道』が関係するからと考えられます。

このコンセプトを考えると、楽山園が選ばれたのも梅の茶屋での撮影が多いことも納得ですね!

楽山園③池周り

次に、1番の中で藤井風さんが池の周りを乗馬してめぐるシーンがあります。

こちらは山の稜線から、梅の茶屋から見える池の対岸の位置だと判明しました。

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まつりのMVの撮影場所は、楽山園の右側に偏っているようですね。

藤井風『まつり』のロケ地選びは祀りに由来?

藤井風さんの『まつり』のMVのロケ地にはなぜ臨江閣と楽山園が選ばれたのでしょうか?

それぞれに理由があるので、見ていきましょう!

臨江閣がロケ地に選ばれた理由

臨江閣が選ばれた理由は、『祀り』に由来していると考えられるからです。

最初はお祭りという意味だと思っていましたが、その前提で曲を聞くと違和感を感じるんですよね。

違和感を感じたのは、

・曲調が民族チック

この部分です。

『祀り』には、儀式を整えて神霊をなぐさめ祈願するという意味があります。

『まつり=祀り』と考えながら曲を聞くと妙にしっくり来るんですよね…

そして臨江閣は一見お寺のように見えますが、迎賓館として大事な客人を招く目的で建築されました。

仏教をイメージさせる『お寺』のような外観と、大事な客人=神仏を招いて祀るための施設。

この2つを兼ね備えているのが臨江閣だったので、ロケ地に選ばれたと筆者は考えます。

楽山園がロケ地に選ばれた理由

楽山園がロケ地に選ばれた理由は、楽山園を築いた織田信雄が武士であり茶人だったためだと考えられます。

今回、藤井風さんはMVの中で『お茶』にこだわっていました。

・朝起きるシーンで枕元に茶釜がある
・藤井風が踊る背景で様々な人々がお茶を楽しむ
・梅の茶屋が多様されている

そして、楽山園の池のほとりを藤井風さんが馬に乗って歩くシーンもありましたね。

昔は武将として馬に乗って戦ったが、天下統一が成された後にはお茶を嗜む。

藤井風さんの描写は、織田信長の次男・織田信雄の経歴と一致します。

今回の『まつり』に欠かせない要素なので、描きたかった描写そのものの経歴を持つ織田信雄が築いた”楽山園”がロケ地に選ばれたのでしょう!

今大注目を集めている藤井風さんの待望の新曲『まつり』

ロケ地巡りをしてみるのも一興ですね!

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